国際通貨基金(IMF)は31日、賃金合意は今のところ予想外に穏やかだが ユーロ圏の金融政策にはさらなる引き締めが求められる可能性があるとの見解を明らかにした。
6月の勧告をほぼ踏襲した内容の声明でIMFは、ユーロ圏経済は2008年を通じ、2.5%前後の潜在成長率を上回る水準で推移する可能性が高く、短期的な混乱のリスクもほとんどないとの見方を示した。
「金融環境は引き続き緩和気味(on the accommodative side)」だと指摘。「クレジットサイクルが徐々に転換している若干の兆候はあるものの、金融システムは比較的健全で、金融市場のボラティリティやリスクプレミアムは歴史的にみて引き続き低水準だ」との見方を示した。
最近対円や対ドルで最高値を更新したユーロ相場については、実効為替レートベースでは、中期的均衡のレンジ内で引き続き推移していると指摘した。
引用:asahi.com